マイナスの文字を、条件付き書式で赤に変更する、というのが実は以前までできなかったんですね。
セルの色を付けることはできたので、それで代用するしかなかったんですが…
目次
Power BI ハンズオンセミナー(応用編)
2017年8月の更新で、フォントのカラースケールも設定できるようになりました!
どーん
というわけで早速試してみます。
今回のレポートはテキトーに作った店舗ごとの年度別売上とその前年差額をならべたものです。
下が差額のテーブルです。
・・・マイナスがたくさん出ていますが
フィールドに配置している数値カラムの右に出ている▼を開けて、条件付き書式 > フォントのカラースケールを選択します。
ここからはいつものカラースケールの設定なのですが最大から最小までの数値の間に幅を持たせてしまうと、性質上グラデーションになる部分が出てきてしまい、設定次第では中間色ができてしまいます。
そこで、いくつか試してみました。
グラデーションを表示させないようにするには?
①最小→最小値、最大→最大値
手始めに最大値と最小値を設定そのままにしてみました。
見事に茶色や朱色っぽいのが現れました。
当然ですね。
②最小値0、最大値1にしてみる
これなら1以上の数値はすべてまっ黒になり、0以下はすべて赤、0~0.99999…の間だけがグラデーションになるので、赤と黒しか出てこないんじゃね?という予想です
予想通り。
ただし、前年比0.●●倍。。みたいな小さな数値を使用している場合は最大値を0.1とかにしたらできそうですね。
③適当に上限を設定してみる
0~上限10000にしてみました
当然グラデります。
結論
使用しているデータの数値に合わせてできるだけ最大と最小の間を狭くすればできるのではと思います。ほかにいい方法がありそうですけどね・・・
Power BI 8月の公式更新情報はこちら
Power BI Desktop August Feature Summary | Microsoft Power BI ブログ | Microsoft Power BI
Power BIハンズオンセミナーやデータ分析支援について
弊社ではPower BI ハンズオンセミナーやデータ分析支援を行っております。詳しくは下記リンクをチェックしてください。
Power BI ハンズオンセミナー(入門編)
Power BI ハンズオンセミナー(応用編)
データ分析支援
この記事を読んだ方の多くは以下の記事も読まれています。